昨日、本屋にて某有名な通好み音楽誌を読む。
そこには、アンチロッキンオンジャパン的な、
現在のジャパニーズロックの批判が垂れ流すように書かれていた。
ワタクシ的なことを言えば、最近はライブを見に行くこともめっきり減り、
新譜をチェックするのも、ネットでちょちょいな感じなのだが・・・。
なんちゅうか、聴き尽くした感があるのか、
単に飽きてきたからなのか、音楽を聴いて「おおう」と思うことが減ってきたわけです。
昔好きだったのも、今はちょっとついて行けない感じで。
新しく出てきてるバンドの子達にも、
「なんか・・・いまひとつこう、グッと来ない」
という感覚を覚えておりました。
そんなところにこの某誌の批判対談。
そこには、銀杏BOYSがこきむきに「閉じている」と批判され、ブルーハーツは軍歌的だとまで揶揄され、もちろん、ヒットチャートなんざ論外な空気で。
で、結局、その発起人が何ページにもわたって書かれた対談の結論というか、くくりでコレは良いぞというたのが、「くるり」。
うーん、言わんとしているところはわからんでも無いけど、
そこまで言い切ってしもたら、それこそ「閉じている」のでは?
・・・と思った。
音楽業界も、不況の大波に曝されているわけで、
昔ほど実験的で曖昧なインディ−ロックというのは成り立ちにくくなってるような気もする。
さらに言うなら、そんな存在のインディーロック的なバンドですら、それなりにプロモーションが組まれて売り出され、「インディー臭い」という価値観を売りつけられているような気にすらなってしまう。
で、実際に聴いてみると、全然大したことがない場合が多い。
なので、なんともこの批判対談に関しては、「?」と思わざるを得ないのだ。
今の若い子たちは、この状況の中から、音楽を楽しんでいくのであって、
オレにしてみりゃ、かわいそうに、とさえ思ってしまうのである。
実際、自分が昔聴いてたようなバンドも解散しまくってて、
個人的に活動を続けているか、行進のバンドのプロデュースに携わってるか、
のどちらかのような感じ。
そんな今、本当に面白いことが出来ているバンドは、奇跡に近い。
なんだろう。
良い歌。良い音楽。
オレはもともと70年代のソウルミュージックが好きだし、
ジャンルは一切問わない聴き方をする方だから、
割と幅広く音楽をとらえられる方だとは思ってるけど、
今はなんだかつまらないな。
いろいろ。
残念。
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1978/07/10
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自己紹介:
根っからの音楽好き。70年代のソウルをルーツに、スローコア〜ポストロック、ポップから激情ロックまでなんでも聴きます。最近のお気に入りは「細野晴臣」と「荒井由美」。
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