度重なる松尾ブーム。

敬愛してやまない大人計画主幹・松尾スズキ氏の最新著書。

なんか、離婚しはったんやってね。

これから式をしようって言うワタクシには、
縁起が悪いかなあとかなんとか過敏になりつつも、
興味に負けて買ってしまいました。

ウチの嫁さんは大人計画という団体自体は否定していないのやけど、
そのムラのある舞台展開に、
ちょっと客をなめているという酷評をしていたが、
オレにしてみりゃ繊細な人の集まりだろうから、
ムラがあってもオッケーなんじゃないかと。

まあ、実際の舞台を見ていないので、何ともそこは言い難いが。

しかし、松尾氏の書く文章はとても好きで、
あの、やる気があるのか無いのか、
煙に巻く姿勢を維持しつつも、
何事かの本質をこっそり忍ばせてるような、
あの感じが大好きである。

この本だって、突然独身ブログとか何とか言いつつ、
なんやかんやと料理したり、仕事で疲れたり、
ほんっとにどーでもいことばっかし書いてはる(笑)。

現在、腰を痛めて療養中の私には、
これくらいの「ぬるい」温度が適温ででして(笑)。

毎日、家にいると、
ホント、一人で居るってつらいなあと思うわけです。
まあ、大手をふってお休みいただけているのだから、
そこは感謝＆開き直るべきなんだろーけど、
さすがに二ヶ月半も同じ事してると、
さすがに飽きてくるのだな。

今は復帰後のために、腰に負担のかからない運動をジムで施した結果、
ややマッチョ状態に。
常にどこかしら筋肉痛(笑)。

松尾氏の、料理人でもないのに晩飯のメニューを書きたくなっちゃう感じとか、
やる気がおきん時にいかにその状態を受け入れるかとか、
なんか、共感しまくり。

それって、良いことなのか？？

ヒマなのは、幸せか不幸せか。

職場の同僚から、療休が終わることに対して、
「夏休みが終わる小学生の気分やろ？」
と問われたが、

個人的な想いとしては、
「修行僧が下山する気分」
ってのがなんかしっくりくるのだ(笑)。

オレはやるべくして、やるべき事をした。
ただ、それが下界でも通用するのかねえ？

・・・って、気分なんです(笑)。

やるべき事があるってのは、
素晴らしいことですよと最近思う。

あと、身体はいつかくたってゆくものと痛感。

健康は、財産なんですわ(笑)。